2025.12.09 散らからない仕組みをデザイン!リノベーションで叶える整理収納術📦

こんにちは!

レモリノ泉佐野スタジオ スタッフのしゅうちゃんです✨

最近はリノベーションを機に、整理収納の見直しのご相談も増えています。

どんなに美しいデザインのお住まいでも、ものが溢れていては生活の質は低下してしまいます。

リノベーションの最大のメリットは「住まいに合わせてものを収納する」のではなく、「ものの量や使い方に合わせて収納をデザインする」ことができる点です。


📦 散らからない仕組みをご紹介

 

1. 📏 計画の第一歩:「全量把握」と「採寸」

 

収納計画を始める前に、まず現状の「ものの量」を把握しましょう。

全量把握: 今持っている衣類、食器、書籍、趣味の道具などを、カテゴリーごとに全て出し、「見える化」します。

   「なんとなく」ではなく、「この服は〇〇着」「本は〇〇冊」と数を把握することが重要です。

採寸: 収納したいものの「最大サイズ」を測ります。

     例えば、スーツケース、プリンター、季節家電など、大きくてかさばるもののサイズを測ることで、設計すべき収納スペースの奥行きや高さを決定できます。

 

「収納は広ければ広いほど良い」わけではありません。必要なものを、必要な分だけ、最も使いやすい場所に収めることが大事です。

2. 🚶‍♀️ 動線に合わせた「分散収納」

 

すべてのものを一箇所に集める(集中収納)よりも、「使う場所に、使うものだけを収める」という分散収納の考え方を取り入れると、格段に片付けやすくなります。

「一歩も動かずに片付けられる場所」に収納があることが、散らからない家への近道です。

3. ⚙️ 奥行きよりも「可動性と使いやすさ」を重視

 

日本の住宅では、奥行きが深いクローゼットや押入れが多いですが、奥のものがデッドスペースになりがちです。

 

クローゼットの奥行き: 奥行きは、衣類をハンガーで掛けるのに最適な60cmを基本とします。

                                              これ以上深くする場合は、引き出し収納や可動棚を組み合わせ、奥まで手が届きやすくする工夫が必要です。

可動棚の活用: ライフスタイルの変化に合わせて棚板の位置を自由に変えられる可動棚は、リノベーションの強い味方です。

                              本のサイズ、箱の高さ、収納するものが変わっても柔軟に対応できます。

                              棚の高さや奥行きは、市販の収納ボックスのサイズに合わせて設計することで、無駄なく美しい収納空間が実現します。


🍽️ 効率と美しさを両立!キッチン周りの収納プラン

 

キッチンの収納は、調理器具、食器、食料品ストック、ゴミ箱、そして家電製品と、非常に多種多様なものを収める必要があります。

これらの機能を最大限に高めるには、「使う頻度」と「動線」を基にした3つのゾーン分けが鍵となります。

1. 🍳 調理・作業ゾーン:「使う頻度」で決める収納

 

コンロやシンクでの作業中、最も頻繁に使うものがすぐに取り出せるように設計します。

●コンロ周り

  ・引き出し収納の活用: 「一目で全てを見渡せる」深さが理想です。

  ・オイルガード裏: スパイスラックやフックを活用し、調理中にサッと取れるようにします。

シンク周り

  ・使用頻度の低い調理器具: 大きな鍋やボウルなどは、シンクやコンロから離れた床に近い深い引き出しに収納します。

💡 引き出し式の収納は、扉式に比べて奥のものが取り出しやすく、デッドスペースが生まれにくく使いやすいです。

   特にシンク下は、配管スペースを考慮した引き出しユニットを活用すると便利です。

2. ☕ 配膳・家電ゾーン:「動作の連携」を意識した収納

 

食事の準備、配膳、後片付けの動線上に必要なものを集約します。

背面カウンター収納

食器: 配膳しやすいよう、キッチンまたはダイニングテーブルに近いところに収納すると使いやすいです。

 食器棚は、扉を開けても通路を妨げない引き戸タイプも人気です。

家電収納: トースター、コーヒーメーカーなどの家電は、作業スペースとなるカウンター上に配置したり、蒸気が出る炊飯器や電気ケトルはスライド式の棚に収納することで、使わない時は閉じて見た目をスッキリさせることができます。

パントリー(食料庫)

 ・ストック品: お米や飲料水、買い置きの調味料など頻繁には使わないけど重さがあるものは、キッチンからアクセスしやすいパントリー(棚)に集中させます。

  パントリー内にコンセントを設けておくと、非常時の充電や小型家電の使用にも便利です。

 

3. 🗑️ 隠す収納:「生活感をなくす」ためのデザイン

 

キッチン周りの生活感をなくすためには、「隠す収納」の計画もおすすめです。

ゴミ箱スペース: 見た目を損なうゴミ箱は、キッチンキャビネットの最下部など、あらかじめ指定されたスペースに収まるよう設計します。

扉と連動して開くタイプや、キャスター付きで引き出せるタイプが人気です。

掃除道具: 普段使いの掃除用品や洗剤のストックは、キッチン背面の棚や勝手口の近くなど「特定の用途だけを収めるニッチ」や「パントリー」に収納します。


「収納の設計は、暮らしの設計」です。

今回ご紹介した収納プランは、あくまで一例です。

お客様の現在のライフスタイルと、これから実現したい理想の暮らしをヒアリングさせていただき、世界に一つだけの片付けやすい収納プランをご提案いたします。

当社は整理収納アドバイザーの資格保有スタッフが多数在籍しております。

専門のアドバイザーまで、まずはお気軽にご相談ください。

当社は大阪府岸和田市と阪南市に リフォームショールーム「レモン館」

泉佐野市に LEMO RENO(レモリノ)を開設し、

泉州地域の皆様に「幸せ」リフォームLPガスアクアクララをお届けする、

株式会社オクジ・株式会社南大阪レモンガスです。

当社の施工範囲は

泉大津市・忠岡町・和泉市・岸和田市・貝塚市・泉佐野市・熊取町・泉南市・田尻町

阪南市・岬町とさせていただいております。

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